もういい歳だし、自分自身を大人だと思っている。
歳とともに聴く音楽や読む本も変わり、それが自然だと思うのだけれど、時々無性に昔聴いていた音楽を聴きたくなる。
それはきっと、子どもの頃に戻りたいというと変だが、少なくとも護られていた頃の安心感みたいなものを思い出したいのではないだろうか。
今は護る側で、それは世代交代というか、大人になればまわってくる役割なのだろうけれど、けっこうきつい。
だから帰る場所が必要だし、そこでは普段背負っている責任が少し軽く感じる。
ただそこで待っていてくれる人たちも歳をとる。
永遠ではない。
いつかはいなくなるし、帰る場所もなくなる。形が変わる。
そしてもうそんな時期がすぐそこまで来ているということに、身内の不幸を通して思い知らされた。
彼に捧げる曲をいくつか載せます。
アルフィー/坂道
オフコース/言葉にできない
尾崎豊/街路樹
浜田省吾/PAIN
BOOWY/CLOUDY HEART
まだ出てくるかもしれないけど…