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Category Archives: 教育
音楽と子ども
先週末、友人の家にディナーに呼ばれた。 うちの長男とその家の次男が同じ学校で、親友同士ということで親同士も仲良くしている。 近所のカトリック系私立学校で、幼稚園、小学校の一貫教育。 1学年1クラスという、こじんまりしたアットホームな学校で、人に言わせれば「完全な温室」ということになる。 そんな学校に来るのは大抵、比較的裕福で典型的な家庭環境、両親が結婚していて(なぜならフランスで生まれる子どもの2人に1人は結婚外出産、結婚しないカップルも同じくらいいる)、お母さんは専業主婦、お父さんは会社経営者や大企業の部長クラスという家庭の子どもたちなのだ。 その友人たちはまさしくそんな家庭。 近代的でゴージャスな家に住み、広い居間、家庭菜園まである広い庭、足りないのは血統書付きの犬ぐらいか… そこの家の長男は中学生で、6歳の時から音楽学校に通い、今ではドラム、ピアノ、マリンバなどを操るまでになっている。 彼の両親もそれが自慢で、その宴でぜひ客人の前で演奏させたいのだが、そこは中学生、今が反抗期真っ盛り。 さんざん父親に楯突いて嫌がっていた。 まあ、もともと甘やかされて育った子で、親に対して必要以上にダダをこねるところがあるのだが、他人に対しては礼儀正しく、小さな子にはとても優しい。 結局客人にピアノとマリンバを披露してくれたし、うちのおチビさんが彼の演奏をえらく気に入ってしまったため、今後おチビさんが遊びに来た時はいつも弾いてくれるとまで約束してくれた。 ただ、親がミュージシャンでもないのにこれだけの楽器をそろえてもらえる幸運に、彼自身がまったく気づいていない、あるいは親に半強制的にやらされていると思っているのがとても残念だと思った。 うちの長男も来年は楽器を始める。 でも、ピアノか木琴かどちらかしか家には置けない。 長男は打楽器、おチビさんはピアノなんて無理な話なのだ。 自分が恵まれている環境にいるということを子どもに理解させるのは簡単ではないにしても、親として大切なことだと痛感した。 Bookmark on Delicious Digg this post Recommend on Facebook share via Reddit Share with Stumblers Tweet about it Subscribe to the comments on … Continue reading
Posted in 教育, 音楽
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